初めての方へ

時と思い出を刻む門脇時計とtarp(タープ)

ABOUT US

門脇時計とは

地域に根ざした「時計屋さん」を目指しています。

門脇時計は1958年(昭和33年)に蕨市で創業した時計店です。戦後、蕨に移り住んできた初代創業者から数えると現在で3代目となり、既に60年以上も地元蕨の方たちとともに歩んでまいりました。大変多くの方に支持をいただき現在まで営業を続けていられたことに感謝するとともに、今後も多くの時計の不具合に悩む多くの方のために努力邁進していきたいと思います。
 

修理について

最近、時計の調子がおかしい…?!不注意で落としてから調子が悪い…
昔使っていた時計やおじいさんの形見の時計が出てきてどうにか使いたい…などなど
このような時計はどこに修理を出したらいいの?
当店にお任せください。当店は時計の専門店です。
 

ちょっと待って!専門店だと修理費が高いのでは・・・?

ここで、メーカー様に依頼する場合と当店のような専門店に依頼する場合の特徴をあげておきます。

 
保証期間であれば、無償もしくは安く修理を行ってもらえるのは大きなメリットです。 古いもの、製造が終了しているものは修理ができないことがあります。 ちょっとした修理(小回り)がきかない。(メーカー推奨範囲に収まらないとオーバーホール) 話が遠くなり状態を的確に伝えるのが困難になりがち。時間がかかる。

 
保証期間内の商品であればメーカー様へ代行して依頼いたします。 製造中止しているものであっても代替品(社外品)を使用して修理するよう努力いたします。 ちょっとした修理でもお引き受けいたします。(無駄な作業を省いた修理で費用が安い) 状況、状態の詳細を技術者に直接伝えることができるので修理が的確で作業が早いです。 といったように当店ではまず、お客様のご要望をお聞きして的確な修理を大切な時計に施します。

でも、メーカーのような専門の技術がないとちょっと不安…!

ご安心ください、当店の技術者は1級時計修理技能士及び信州匠の時計修理士特級の資格を取り、確かな技術をお客様にご提供できるよう努力しております。
まずは時計のチェックリストで診断してみてください!

故障診断チェックリスト

以下のリストに該当箇所が無いかご確認ください。
回答は、質問部分をクリックでご覧いただけます。
ご不明な店はお気軽に当店へご相談くださいませ。

 
 
1.気づかないうちに止まっていて、また動き出して遅れる場合
リューズ(時間を合わせるつまみ)がなんかの拍子に引かれてまた押し込まれているとこのようなことが起こります。リューズ周りはよくぶつけたり、錆付いたりと気づかないうちに故障している場合があります。また、回路の故障も考えられますので一度診断させてください。

2.何らかの付加がかかり徐々に遅れる場合
油が乾いたり、古い油が固着したり、文字盤側のトラブルで針がすれていたり、カレンダーの不具合など色々と考えられます。オーバーホールをお勧めいたします。

3.携帯電話屋パソコンの普及で磁気による時計への影響で遅れる場合などが考えられます。

最近特に多いトラブルで、携帯電話やパソコン(特にノートブック型)を多用する方、時計と一緒に置いておかれる方などはそれらから出る磁気により時計のケースやリューズの芯(巻き芯)、金属バンド(特に留めている棒)が磁化してしまいます。 磁化すると時計内部の磁石を使った歯車(ローターといいます)が引き合って止まり、遅れの原因となります。速やかに磁気を抜いてください。(脱磁)

 
 
これはまれに錆びの粉やケースの切り屑などが機械内部に入り込んで磁石を使った歯車(ローター)に引き寄せられ止まります。分解掃除が必要です。

 
 
これは電池切れ予告機能といい、この動作になるともうすぐ電池が切れますというお知らせを意味します。故障ではございません。電池交換しましょう。すぐしなくても1週間ぐらいは時間も狂わず、動き続けますので、あわてなくても大丈夫です。

 
 
1.基準値(0位置)がずれている恐れがあります。
リセットをかけ基準値をあわせる必要があります。2~3年使用しているようであれば、電池交換も一緒にしてください。

2.ソーラー発電機能が付いている時計は充電不足の恐れがあります。
充電不足ですと電波受信が正しく行われません。十分光を当て、充電してください。

3.極まれに、電波発信局の閏秒の調整で電波が止まる時期があります。
東と西の2局受信であれば問題ないのですが、どちらか1方の時計の場合は狂います。時計店にお持ちください。調整いたします。

 
 
こちらも磁気の影響が大きいと考えられます。クオーツ時計(電池式)では遅れることが多いのですが機械式は逆に進みます。というのは、機械式時計の精度をつかさどるテンプと呼ばれる部位があるのですが、ここに髪の毛より細いぜんまいがあります。このぜんまいが磁化すると時間が合わないのはもちろん、どんどん進みます。こうなったらテンプをはずして磁気抜きをしないと抜けません。時計店にてお預かりして歩度調整もしないといけません。

 
 
1.ぜんまいが短くなっている可能があります。
ぜんまい交換です。長く使っているようでしたらオーバーホールとあわせてご検討ください。

2.ぜんまいを巻き上げる機構の油切れや古い油の固着が考えられます。
この部位がこのような状態であれば、もちろん他の部分も同じ状態といえます。オーバーホールをお願いいたします。

 
 
これは、裏ブタやリューズのパッキンの劣化により湿気や水気が時計内部に入ってしまい体温で温められた湿気により曇ると考えられます。大至急時計内部の乾燥と分解掃除、パッキン交換、防水検査が必要です。

 
 
これは、月末にカレンダー修正が必要になります。カレンダー付きのほとんどの時計はリューズを2段引きで針合わせ、1段引きでカレンダー修正ができます。ただし、カレンダーの早送り修正は日付が変わる3時間前後(午前0時をはさんで午後10時から午前3時の間)は時計の歯車とカレンダーの歯車ががっちり噛み合ってます。ここで無理やりカレンダーの車を送ると歯車を傷めたりと故障の原因となります。気をつけてください。

 
 
これは時計によって異なります。お持ちいただければ修正方法をお教えいたします。

ご挨拶

門脇時計(旧カドワキ時計店)も私で3代目になりました。小さな頃からプラモデル作りが好きな少年でした。時計もマニアと言われるほど好きで集めていて、今、大好きな時計を仕事にできていることを幸せに感じています。細かい作業はもともと得意でしたが、時計の仕事は非常に奥が深く、先代の指導と業界の講習、そして実践を重ねることで腕を磨いてきました。ほとんどの時計を修理できるようになりましたが、奥深い時計の魅力には限りがありません。まだまだこれからと時計の道をさらに究めて行きたいと思います。時計を通して皆様の笑顔を見るために、これからも努力を重ねて行きたいと思います。

 

門脇 光洋 Kadowaki Mitsuhiro
時計修理技能士1級
信州匠の時計修理士特級

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診察時間
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定休日:日曜(祝日営業)

午前 10:00~19:00
※新型コロナウイルス対策のため当面18:00で閉店いたします。詳しくはお知らせをご確認ください。